やすふく内科クリニックでは、風邪や腹痛といった日々起こりうる体の不調を診たり、がんの早期発見を目指した検査や治療を行ったりと、対応する診療の幅は広い。安福さん自身も子育てをしながら働く多忙な身であるため、「忙しい方でも来やすいように」と、土曜診療にも対応している 。
安福さんによると、最近特に顕著なのがコロナ禍の影響とみられる体のトラブルだ。「家の中でジッとする時間が長いと、どうしてもストレスがたまりやすいです。暮らしの中で起きるその他のストレスと合わさって自律神経が乱れ、胃腸にも悪影響が出てしまう患者さんが近ごろ多いように感じます」。代表的な例が、多くの人を悩ませる「便秘」だ。
今ではドラッグストアなどでさまざまな便秘薬が手に入るため、それで済ませてしまう人が多いかもしれない。しかし、「一時的な服用ならまだしも、刺激の強い便秘薬を飲み続けると、腸が正常に動きにくくなるケースもあります」と安福さんは警鐘を鳴らす。「自己判断をせずに医師に相談して、適切な薬を適切な量で」と呼びかけている。