消化器内科では、食道・胃・大腸から肝臓・膵臓まで幅広い臓器を診療しています。胃カメラや大腸カメラで観察し、病気が見つかれば治療につなげられるのが特長です。胃がんや大腸がん、食道がんは、早期に発見できれば、内視鏡(カメラ)で治療できる場合があります。
内視鏡治療の対象となるのは早期がんの一部で、がんの大きさや深さ、リンパ管・血管への食い込みなどからリンパ節転移のリスクを検討して、治療の適応を判断します。代表的なESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)では、薬を注入して病変を持ち上げ、粘膜だけを切り取ります。管は細く、針ほどの細いメスを先端から出して治療します。
大きなメリットは、胃や大腸を温存できること。外科手術では胃の3分の2、または全てを切除することがありますが、内視鏡治療は粘膜だけを取るため、身体への負担が少なく、術後の食事量や体重の減少など、食生活への影響も抑えられます。全身麻酔は不要で、鎮静剤で行えます。当院の胃がん内視鏡治療では、入院期間は約1週間、術後約2日目から食事を再開できます。