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岡町商店街「テイクアウト・デリバリーフェア」大好評に終わる

2021.01.06

1ヵ月前の昨年12月6日、豊中市の岡町商店街で「テイクアウト・デリバリーフェア」が開催された。商店街に隣接する神社境内と商店街内にキッチンカー6台と専用ブース15店が出店し、タコスやタコライス、たこ焼き、うどん、抹茶スイーツからペルー料理まで、多国籍のさまざまな飲食店が並んだ。当日は11時に開店し、15時には全ての店舗で商品が売り切れたとのこと。

岡町まちづくり協議会実行委員の藤野秀樹さんは、「予想外の反響で驚きました。食材が足りなくなり慌てて取りに戻るお店もあったほど。大阪府の外出自粛の呼びかけにより、野外や家庭で安心して料理を楽しむことができるテイクアウトやデリバリーの需要が高まったのではないでしょうか」と語った。

列のできた店では間隔を空けるようアナウンス

新型コロナウイルス感染症対策として、大阪府の商店街感染症対策等支援事業に参画し、商店街に「みんなで守ろう。おおさか」が記載されたのぼりを掲出。マスク着用のほか、消毒液の設置と補充を徹底する等の感染対策にも積極的に取り組んだ。列ができた店では、人と人との間隔を十分に空けて並んでもらうよう声掛けし三密回避を心掛けた。来店した人々もテイクアウトした料理をその場で食べるのではなく、家に持ち帰る人がほとんどで、フェアを楽しむと同時に感染予防の意識もしっかりと共有できていたという。

「みんなで守ろう。おおさか」ののぼりと横断幕

「お客さんからは『普段食べられない料理をたくさん楽しめて良かった』との声が多く寄せられ、出店者からも『こんなに早く売り切れてびっくりした』と反響が大きかったです。」と藤野さん。

また、フェアの他にも「みんなで守ろう。命のライブ」が予定通り三密回避のため限定50人の招待で開催され、ブルース・バンド「憂歌団」のリードボーカル、木村充輝さんら5名のアーティストの歌声や演奏に会場は酔いしれた。今後は動画配信サイト「YouTube」での公開も予定されてる。今回の経験を生かし、これからも「テイクアウト・デリバリーフェア」を開催したいと意気込んでいる。

大阪府商店街感染症対策等支援事業ウェブサイトはこちら

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