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全国初⁉ 学校給食にワニ肉登場

2021.01.26

豊中市教育委員会は、市のキャラクターである「マチカネくん」がワニをモデルにしていることにちなみ、全国学校給食週間に合わせた1月26日(火)と28日(木)の学校給食で、食用ワニを使用した献立を提供するという。

給食の献立に注目してもらうことで、子どもたちの食への興味や関心を高め、心身ともに健全な育ちを促すのが目的だ。

※全国学校給食週間 (1 月 24 日~ 30 日)とは?
子どもたちに食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけてもらうという学校給食の意義や役割について、児童・生徒や教職員、保護者などの理解を深め関心を高めるため、全国でさまざまな行事がおこなわれている1週間。

早くから郊外住宅地として発展してきた豊中市。そんな豊中市の市制施行50周年シンボルキャラクターとして1986年に生まれたのが「マチカネくん」だ。

シンボルになった理由は、大阪大学豊中キャンパスの敷地内で発見されたマチカネワニの化石。体長7mの巨大なワニ類の化石がほぼ完全な形で発掘されたのが日本で初めてということで、国の登録記念物にも指定されているのだとか。

そうした背景もありながら今回提供される食用ワニ肉の献立は、コロッケとハンバーグの2種類で、市内業者などが開発。使用したのは、タイ産シャムワニのロース肉(マチカネワニではないのでご安心を)。鶏肉を餌として養殖されているため、ポークハンバーグよりあっさりとした味に仕上がっているそう。

なお、豊中市では街中でもワニ肉料理が楽しめるお店が数店舗あるとのことなので、気になる方はコチラをチェック!
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マチカネミート公式HP

 

《食用ワニ肉を使用した献立の概要》
1/26 (火)
パーカーハウス(アメリカ発祥と言われる2 つ折りの パン)、牛乳、クラムチャウダー(アメリカ料理の貝が入ったシチュー )、マチカネ ハンバーグ (ワニ肉のハンバーグ )、ビーンズサラダ

1/28 (木)
コッペパン、牛乳 、チキンヌードルスープ(アメリカの家庭料理)、マチカネコ ロッケ(ワニ肉のコロッケ、フェイジョン(ブラジルの豆料理)

【お問合せ先】
豊中市 教育委員会事務局 原田南学校 給食センター
〈担当〉冨土原 TEL:06‐6151‐4107

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。