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西宮市で撮影 映画「にしきたショパン」が3月公開

2021.02.22

兵庫県西宮市を舞台に、「阪神大震災の記憶を語り継ぐ」「左手のピアニストを応援する」をテーマに製作された映画「にしきたショパン」が、3月20日から全国で順次公開される。

震災と病気という試練に葛藤し苦悩しながらも「魂に響く音」を追い求めていく姿を描くストーリー。クラシックの名曲や左手のピアノ作品集が使われており、音楽の魅力に満ちた作品となっている。主役のピアニストを目指す2人の若者を、撮影ロケ地でもある県立西宮高校のピアノ科に在籍していた水田汐音(しおね)さんとオーディションのために初めて鍵盤に触ったという中村拳司さんが演じる。

震災時に会社員としてライフライン復旧に携わった経験のあるプロデューサー・近藤修平さんと短編作品で評価を得てきた竹本祥乃監督が出会い、近藤さんの小説を竹本監督の初長編作品として映画化する企画がスタートした。神戸女学院大学、ピアノバー「おでんでん」など阪急西宮北口駅(西宮市)、通称「にしきた」周辺の各地で撮影。市民を中心にしたクラウドファンディングやエキストラ出演の支援を受け、完成に漕ぎつけた。

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竹本監督が紡ぎ出す美しい映像と繊細な心理描写、作品中で成長が見える瑞々しい演技は、国内だけでなく国際的な評価を得ている。ベルギーアントワープ国際映画祭での審査員賞受賞に始まり、コソボ、アメリカ、スロバキア、インドの映画祭で受賞、ミラノ国際映画祭では外国語映画部門の最優秀長編作品賞を獲得。3月開催のロンドン国際映画祭にもノミネートされている。

関西では3月20日の元町映画館(神戸市)を皮切りに、シネ・ピピア(宝塚市)、シネ・ヌーヴォ(大阪市)などで公開予定。

映画「にしきたショパン」公式サイト

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