名画にさわれる?!音でスポーツ観戦?!仏像にハグ?!国立民族学博物館『さわる!〝触〟の大博覧会』その②
2021.11.23
現在国立民族学博物館で開催中の特別展「ユニバーサル・ミュージアム-さわる!〝触〟の大博覧会」、行ってきましたレポートの後編です。
前編はこちらをご覧ください^^
いつもなら見上げたり厳重に納められたりしている仏像。
感謝や救いを求める気持ちなどで最初は仏像の手にゆっくり丁寧に触れていたのですが、手塚ブッダと聖☆おにいさんファンの私、ついハグしちゃいました(勿論慎重に)!
通常なら絶対にありえないシチュエーションに戸惑いつつ、気持ちが盛り上がってしまいました~。
盛り上がるといえばこちらも!
誰もが知る名画中の名画、ゴッホの「ひまわり」。
もちろんレプリカではありますが、「ひまわり」に触れることができるのです。
油絵の盛り上がりがリアルに表現されています。
そもそも油絵自体見る機会もないので、名画をこんなに近くで見られ触れることができるのは嬉しいです。
触れると改めて力強さを感じました。
「アートで対話を拓く」セクションでは点字と手話が取り上げられ、最後には触覚が試されるクイズコーナーのような作品も。
子どもが学校で手話を学んでいるので、正解できるのか是非連れてきたいと思いました。
他にも太陽の塔をモチーフにした作品や古墳に寝そべることができる体験展示など内容は盛りだくさん。
すべてにに共通であることを表す「ユニバーサル」が示す通り、ユニバーサル・ミュージアムには小さなお子さん連れのファミリーやご年配の方など多様な世代の来館者がいらっしゃっていました。
各所に消毒スポットもありコロナ対策もしっかりしてありましたよ。
五感を刺激する『さわる!〝触〟の大博覧会』、是非足を運んでみてください。
〈『さわる!〝触〟の大博覧会』概要〉
■開催期間:~ 11月30日(火)
■会場:国立民族学博物館 特別展示館
■開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
■休館日:水曜日
■観覧料:一般880円(600円)、大学生450円(250円)、高校生以下無料
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止または内容を一部変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。
詳しくは国立民族学博物館ホームページを。
因みに触るといえばみんぱくのフライヤー。
毎回工夫が凝らしてある、まるで作品のような一枚なのでこちらも是非手に取ってご覧ください。
今回のものは表はマット加工がされていて、盛り上げ印刷で点字が施してあり、裏面はコート紙のまま。
次に行きたいなと思っている『躍動するインド世界の布』展のフライヤーは表がツルツルで裏面はザラザラ、そしてA4よりちょっぴり細身の特殊サイズ。
あらゆるところにこだわりとアートが感じられます^^
余談ですが敷地に入ってまずこのド迫力のトーテムポール!
いきなりテンション上がりました~。
編集部 井上
記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。