「第 10回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」 関西大会を”将棋のまち”高槻市で開催
2021.12.01
11/23(火祝)にJCOM株式会社が主催する「第 10回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」の開催大会が行われた。同大会は、小中学生に将棋の楽しさを知ってもらうとともに、将来の棋士を目指す小中学生の登竜門となる大会を目指して、2012年にスタートした。
記念すべき10回目を迎える今回は、開会式に濱田剛史高槻市長が登壇。“将棋のまち”高槻から全国大会を目指す子どもたちへ激励の言葉を送った。また、当日は今年に棋士となった京都府出身の井田明宏四段と、兵庫県出身の横山友紀四段に「 J:COM賞」の贈呈式も実施した。
井田明宏四段は「将棋大会は、子どもたちが一番強くなれる場所であると思います。昨今はコロナ禍で、対面で将棋を練習する機会もなくなってきました。自分自身も、普段やっていた練習が出来なくなり、調子が出ないこともあります。ネットで将棋が出来る時代とはいえ、対面で将棋を指せるということは何かしらプラスになる重要な機会だと思います」と話す。
第一回の地方大会に参加をしていたという横山友紀四段。「この大会に参加しているお子さんたちを見ていると、最新形を指していたり、自分の世代ではやっていた戦法があまり見られなくなっていたのが印象的です。子どもとは思えない真剣さがあり、自分たちの代よりも将棋熱心な子どもたちが多いと感じました。熱量そのままに、今後も頑張っていってほしいと思います」と話す。
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