映画「葬式の名人」が早くも動員1万人を突破 茨木ロケ地巡りマップで観光客増
2019.10.06
茨木市のふるさと納税を活用したクラウドファンディングで目標額を大きく上回る寄附が集まり、多くの期待と思いが詰まった映画「葬式の名人」。先行上映が8月16日からイオンシネマ茨木でスタートし、上映開始1週目週末のランキングで1位を獲得。その後も上位をキープし、公開後20日間で動員1万人を突破する大ヒットとなり、話題を集めている(全国ロードショーは9月20日から)。
茨木市は「葬式の名人」のロケ地巡りマップを製作。主人公・雪子と息子・あきおがたこ焼きを焼いた「福原商店」や昼食シーンを撮影した「定食わし家」などが写真とともにわかりやすく紹介されている。また、撮影中に提供された市内の惣菜・お弁当屋のロケ弁や、茨木で育ったノーベル文学賞作家・川端康成の作品をモチーフにしている映画ということで、川端康成ゆかりの地も掲載。ロケ地にはクイズが設置されている箇所があり、クイズラリーとしても楽しめる。また、ロケ地など「葬式の名人」にちなんだ写真を投稿するインスタグラムキャンペーンも実施している。
市の担当者は「マップを手にロケ地や川端康成ゆかりの地などを巡る人が増えているようで、中には東京から訪れた人もいます」と話す。ロケ地マップは、ロケ地や川端康成文学館などで入手可能。
※写真の『葬式の名人』ロケ地巡りマップは、実際の映画の場面写真も掲載。クイズラリー、インスタグラムキャンペーンでは抽選で景品をプレゼント。
記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。