地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

1970年の大阪万博(日本万国博覧会)で営業していた北大阪急行電鉄「旧会場線」がメディア公開

2025.01.08

2025年2月24日に開業55周年を迎える北大阪急行電鉄株式会社。開業55周年と大阪・関西万博の機運を高める目的として、1970年の大阪万博(日本万国博覧会)への会場輸送の役割を担った「旧会場線(トンネル分岐部)」がメディア公開された。

1970年2月24日から万博が閉幕した9月13日までは、万博会場のあった万国博中央口駅~江坂駅間を営業しており、千里中央駅は現在の場所とは異なる仮設千里中央駅を経由していた。現在の千里中央駅手前の分岐部から万国博中央口駅までの区間である「会場線」は臨時線であり、万博が閉幕した翌日の9月14日には営業を廃止し、同日に現在の千里中央駅~江坂駅間の営業がはじまった。そして、1975年3月30日には緑地公園駅が、2024年3月23日には箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅の営業がはじまり、現在に至る。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。