-箕面市- 新市立病院、完成イメージが明らかに
2026.11.06
箕面市が移転建て替えを進める新市立病院の基本設計がまとまり、完成イメージが公開された。新病院の建設予定地は、北大阪急行「箕面船場阪大前駅」3番出口から徒歩約4分の船場東1丁目。現在の市立病院は施設の老朽化が進み、建物の構造上、最新の医療への対応にも制約があることから、移転して機能を充実させる。開院は2031年度中を目指している。
新病院は地上9階建てで、病床数は390床、診療科目は30科を予定。現在の市立病院は317床で、73床の増床となる。これは、吹田市で医療法人協和会が運営する協和会病院との再編統合によるもので、地域で必要とされる医療を持続的に提供する体制を整える計画だ。診療科も拡充し、感染症内科や呼吸器・免疫内科などを新設する。建物には地震の揺れを抑える免震構造を採用し、災害時にも医療機能を維持できるよう防災性能を高める。
公開された完成イメージでは、外観のほか、総合受付や病棟、個室などの内装も確認できる。新病院では病室を全室個室とし、そのうち約7割を無料とする計画だ。患者のプライバシーに配慮するとともに、感染対策にも対応しやすい療養環境を整える。また、自然光や緑を取り入れ、患者だけでなく医療スタッフにとっても働きやすい空間づくりを進める。病院棟の延べ床面積は約3万8,900平方メートルで、敷地内には立体駐車場も整備する計画である。
市立病院は、急な病気やけがへの対応から専門的な治療まで、地域の安心を支える重要な拠点である。新病院の整備は、建物を新しくするだけでなく、診療体制や入院環境を見直し、地域医療を将来にわたって支える取り組みでもある。今後は実施設計などを進め、開院に向けて準備が進む。駅からのアクセスや災害への備えも含め、地域の暮らしを支える新たな医療拠点として、今後の整備の進展が注目される。
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写真提供:箕面市
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