ミスタードーナツが 創業50周年
2020.03.29
今年、ミスタードーナツが創業50周年を迎えた。第一号店である箕面ショップでは、当時のドーナツ「ツイスティ」(140円)、「コーヒーロール(シナモン入り)」(140円)など11種類を数量限定で販売(税抜き。販売個数、販売時間は日によって異なる)。店内には当時を思わせる照明などを設置し、また外観は白とオレンジを基調とした当時のデザインにリニューアルした。
コーヒーロール(シナモン入り)140円
ミスタードーナツは、ダスキンの創業者・鈴木清一氏が、1970年1月27日に、日本でフランチャイズ展開する権利を42万5,000ドル(当時の日本円で1億5,300万円)で買うことを決断したことに始まる。同年5月、正式に契約に調印した段階では、原料は全てアメリカから輸入される計画だった。しかし、当時は食品輸入規制が厳しく、急きょ、船便で送られてきたサンプルをもとに、原料や資材など全て日本で調達することに。
ツイスティ 140円
トラブルを乗り越え、1971年、箕面パイロットショップがオープン。143種類から選べる楽しさ、24時間いつでも買える便利さが人気を呼び、初日は1時間に4,000個を売ったという記録が残っている。
リニューアル後の箕面ショップ
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