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大阪・関西万博で追大生によるVR国際交流イベント開催

2025.09.22

主体的に学び、協働して社会課題に向き合う学修スタイル「OIDAI WIL(Work-Is-Learning)」を推進する追手門学院大学の学生が、大阪・関西万博の公式プログラム「ジュニアSDGsキャンプ」において、VRを活用した国際交流イベント「VR×国際交流プロジェクト」を企画。

大阪・関西万博に来場する中高生を対象に、留学生と日本人学生が協働し、世界5か国(ベトナム、バングラデシュ、ミャンマー、インドネシア、インド)をVRで巡るツアーを実施。参加者はVRゴーグルを装着し、各国の文化や暮らしを体験しながら、現地出身の留学生による解説を聞き、グループで対話することで、異文化理解と交流を深めることを目的とする。

本企画には、共通教育機構のアリザデ メラサ准教授とキャサリン ソーントン准教授、経営学部の上田 真由美教授の指導のもと、日本人学生6名と留学生5名が参加。留学生が帰国時に撮影した写真や、家族・友人に依頼して撮影した素材、さらにインターネット上の映像を組み合わせてVRコンテンツを制作。写真やプレゼンテーションでは得られない没入感を活かし、まるで留学生と“横に並んで”世界を旅するような臨場感のある体験を提供する。

イベントは9月27日(土)に3回実施。大阪・関西万博の公式アプリから事前申込が可能。また、制作したVRコンテンツは万博会場だけでなく、大学での国際教育プログラム「E-CO」の取り組みや近隣の中学校・高校でも活用し、学内外での国際理解教育に継続的に貢献する予定だ。

<イベントの概要>
日時:9月27日(土) 11:00~11:45/13:00~13:45/14:00~14:45
開催場所:大阪・関西万博 ジュニアSDGsキャンプ(サステナドーム)
対象年齢:中学生・高校生
参加人数:各回 約40名
参加方法:事前予約(大阪・関西万博の公式サイトのイベント予約から)

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。