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【編集部】コロナで神戸ルミナリエが中止 代わりに光の聖堂が神戸の夜を静かに照らす【行ってみた】

2020.12.07

新型コロナウイルス感染症の影響で中止になってしまった今年の「神戸ルミナリエ」。代替事業として「光の装飾 ~想いをつなぐために~」(12月4日~13日)などが行われ、例年ルミナリエの終着点となっている東遊園地(中央区加納町6)で、光の聖堂「カッサ・アルモニカ」が展示されています。

ということで、神戸在住の私が散歩がてら偵察に行ってまいりました。

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会場内に設置された横断幕。「次回開催の期待を込めて実施します」とあります

神戸ルミナリエは1995年の阪神淡路大震災で犠牲となった方の慰霊や鎮魂の思いを込めると共に、まちの復興・再生への夢と希望を託して翌年からスタートしました。

 

この時期は、旧居留地の「仲町通り」で約50メートルにわたる光の回廊が神戸の夜空を彩り、見物に詰めかけた人で賑わうのが恒例です。私も普段からこの辺はよく行くのですが、ルミナリエが始まると交通規制が敷かれ、道を1本渡るだけでも大変です。

せっかくなので、いつもならルミナリエの会場となっている道を歩きました。

大丸南の仲町通りから東を臨む。大丸の石造りの柱の向こうで、ブランド店の灯りが華やか

神戸らしい景色が続く旧居留地はブランド街。大丸など昔の石造りの様式が一部残された建物もちらほらあり、比較的新しいビルもそれに合わせて建てられているのでしょう。高級感がありながら親近感も沸く、旧居留地ならではの雰囲気が守られています。映画やドラマの撮影に利用されるなど、神戸を代表する人気スポットの1つです。

神戸居留地オフィシャルサイト

東西に伸びる仲町通りを東へと進むと、今回の目的地・東遊園地に到着。遊園地という名前ですが、観覧車など遊園地っぽいものは特にない、普通の公園です。かつて居留地に住む外国人がスポーツなどに利用していた「外国人居留遊園」というのが名前の由来のようです。緑の多い都会のオアシスで、平日のお昼休みは会社員や市役所職員の方などがお弁当を食べたり、近所の幼稚園・保育園児たちの遊び場になったりしています。

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「カッサ・アルモニカ」が設置された東遊園地の広場。例年と違って週末でも人がまばら

毎年、東遊園地はルミナリエの終着地として広場を取り囲むような装飾がなされ、写真スポットとなっています。途中の回廊は立ち止まるのは禁止なので、みなさんここでゆっくりしていくんですね。

もうちょっと寄って撮ってみました

今回は「カッサ・アルモニカ」という聖堂の装飾が広場の真ん中にあるのみ。形はメリーゴーランドのような、ステージのような造りで、中には入れません。

 

広場の柵には「はなれてあそぼう ←2メートル→」の文字

この時期の週末の神戸でこんなに人が少ないのは、初めてなのではないでしょうか。人でいっぱいのルミナリエと比べると寂しいのは確かですが、今年だけと思えば、静かな夜に小さな光の装飾を楽しむのも悪くないかもしれません。人混みが苦手な私はいつも通りすがりに遠くからさらっと見るだけなので、たまには悪くないかな、とも思います。「こんな時もあったね」と言える日が来ることでしょう。

慰霊モニュメントにもささやかな装飾が

公園内の阪神淡路大震災の慰霊モニュメントにも、ちょこっと光の装飾が施されていました。毎年ニュースでも映る追悼行事の場所です。

東遊園地 公式ホームページ

元町方面からゆっくり夜の居留地を歩いてもいいですし、各線三宮駅から南に下っても行けます。「寒いのは嫌」という人は、阪神三宮駅から東遊園地のすぐ北にある市役所まで地下道が通っています。市役所は展望台も有名なので、ついでに立ち寄ってみるのもオススメです。

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カッサ・アルモニカ越しの神戸市役所。道を挟んですぐ

帰り道、地下街の途中にある神戸阪急(旧そごう)を通ると、おいしそうなケーキが並んでクリスマスムード一色でした。

神戸阪急の地下入口には豪華なクリスマスツリーが

東遊園地は阪神・神戸三宮駅の西口を出て、真っ直ぐ南に約700メートルほど。

阪神・神戸三宮駅の西口。すぐ南に神戸阪急があります(阪神の横に阪急…知らない人は混乱しそう)

 

ほかにも代替事業として、過去の神戸ルミナリエ作品を編集した映像を三宮~神戸の屋外ビジョンなどで放映したり、テレビで特集番組をするそうです。

詳細は「神戸ルミナリエ」公式ホームページや、神戸市ホームページを参照。

 

編集たけこ

神戸ルミナリエ代替事業「光の装飾 ~想いをつなぐために~」

住所
神戸市中央区加納町6丁目4
HP
営業時間
薄暮前~ 21 時
アクセス
阪神「神戸三宮」駅から南へ徒歩約10分
入園料・入場料
無料
会場内の密度が一定程度を超える場合、予定時間より前に作品を消灯する場合も

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