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世界でも活躍する和太鼓部 迫力の演奏をTV画面で

2020.10.16

高槻市現代劇場で今夏開催された芥川高校和太鼓部の第26回定期演奏会の様子が、J:COMチャンネル(地デジ11ch)にて10月12日から放送中だ。

例年とは異なり、新型コロナウイルスの影響を多大に受けた今回の定期演奏会。
観客は保護者限定となってしまったものの、名誉顧問である山下先生の「生徒たちの頑張りや、これまでの練習の成果をなんとかして地域に見てもらいたい」という思いを形にすべく、山水館や大昭工業といった地元企業が応援広告を出稿し、地域一体の特番放送として高槻・島本エリアの110,700世帯に向け放送される運びとなった。

実際の演奏会の様子

今年で創部25年目を迎える芥川高校和太鼓部は、地域イベントや小中学校の和太鼓鑑賞会、高齢者介護施設などへの慰問など、年間60数回の公演で延べ3万人に勇気と感動を与えている。

技術の高さも折り紙つきで、これまでの全国高校総合文化祭において、優秀賞(2回)・文化庁長官賞(2回)、優良賞(2回)を受賞し、国立劇場公演も2回開催。
今年8月の全国高校総合文化祭「WEB SOUBUN」へは、大阪府代表としての16回目の出場を果たした。

また2001年からイギリス、トルコ、韓国、スペイン、オーストリア、インドネシア、ベルギー、アメリカのほか、中国(日中高校生友好交流事業)、シンガポール(文化庁派遣)でも海外公演を行い、 11回目の海外公演となったポーランドの世界民俗芸能フェスティバルでは、上位5チームの「特別賞」を受賞している。

さらには途上国支援や災害復興支援、シリア難民支援にも力を注ぎ、「ボランティアスピリッツ全国賞」、大阪府高校芸文連「芸術文化賞」(受賞3回)、高槻市「特別功労賞」、高槻市社会福祉協議会「ハートフル大賞」(受賞2回)、日本青少年研究所「高校生のいきいき特別優秀活動賞」を 受賞するなど、その活躍は国内外問わず高い評価を得ている。

日本各地に伝承されている太鼓の曲や民謡・踊りから新しい創作曲まで、多彩な演目で魅了する彼らの鼓動。
この週末、世界にも轟く迫力の演奏をテレビ画面で味わってみてはいかがだろう。

 

■番組放送について
番組名:芥川高校和太鼓部 第26回定期演奏会
チャンネル:J:COMチャンネル(地デジ11ch)
放送エリア:高槻市・島本町
放送日程:10月12日(月)~16日(金)、20時~21時
10月17日(土)~18日(日)、19時~20時 ※放送時間60分
放送回数:1日1回、計7回

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。