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俳句コーナーVOL.18 2021年2月入選作品を紹介!

2021.01.29

俳句コーナーVOL.18 2021年2月入選作品を紹介!

12月25日締切りでご投句いただいた中から、
山口昭男先生に入選作品を選んでいただきました。

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【 優秀賞 】

ジーパンの裾のほつれも十二月 

箕面市 高橋 真美
十二月という季語は、難しいです。何でもつくからです。かといって、すべてが十二月へ収束するような句になるとは、限りません。掲句はジーパンの裾のほつれです。一年間のジーパンの活躍をしみじみ思います。

 

【 入 選 】

初売や赤札の犬眠りおり

箕面市 大石 典子
ペットショップでしょうか。赤札の犬というとらえが面白いです。

枇杷の花つぶやくように五つ六つ

豊中市 小倉 佳子
枇杷の花であれば、この比喩は頷けます。咲き始めの感じが伝わってきます。

全山の紅葉濃き辺へ甍置く

豊中市 上杉 琴乃
寺の甍でしょう。紅葉山の麓にその甍が見えているのです。「置く」が眼目。

門前の猫の欠伸や春浅し

豊中市 安藤 知明
のんびりとした空気が漂ってきます。まだ浅いのですが、この欠伸は春です。

冬日和老いゆくのみを話題とし

高槻市 宮本 正章
老人が集まればみなこの話題になるのでしょう。冬の日向が暖かいです。

 

【 佳 作 】

右近像のかたなの街のクリスマス

高槻市 宮本 正章

冬林檎ベートーベンへ贈ろうか

豊中市 小倉 佳子

今日の日は用事はなくて風邪心地

茨木市 河本 要

朝礼の耳は一礼ごとに冷え

箕面市 高橋 真美

先生のセーター猫の毛まみれの

箕面市 高橋 真美

 

 ◆ つぶやき評 ◆ 
選句の際には、住所や名前は見ません。終わった後、一覧にして作者を確認しています。先月も今月も優秀賞は同じ方でした。とことん挑んで来られています。他の投句者からもその気持が伝わってきます。嬉しいことです。

 

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〈 選 者 〉 山口 昭男(やまぐち あきお)

1955年 神戸市生まれ。1980年「青」に入会。波多野爽波に師事。
2000年「ゆう」入会。田中裕明に師事。編集担当。
2010年俳誌「秋草」を創刊し主宰する。毎月発行。句集に『書信』『讀本』『木簡』がある。
2018年句集『木簡』で読売文学賞受賞。日本文藝家協会会員。

 

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【 俳句の応募方法 】
氏名・住所・年齢・明記のうえ、ハガキ、封書、FAX、下記の応募フォームのいずれかからご応募ください。

【 宛 先 】
〒566-0001 大阪府摂津市千里丘1-13-23
株式会社シティライフNEW 俳句係まで
FAX 06-6368-3505
https://pro.form-mailer.jp/fms/f413b102177160

【 応募フォーム 】
※締め切りは毎月25日必着
※いずれも一人5句まで
※掲載は次々号となります
※佳作は掲載をもって発表とさせていただきます。
※お名前と作品を掲載します。

 

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山口昭男先生の最新巻の紹介

シリーズ自句自解Ⅱベスト100 山口昭男定価1500円+税 版元 ふらんす堂

既刊句集より100句抄出して著者みずからが解釈を付したもの。一句が出来上がるまでの作家の推敲のあとをたどることができ、実作者の句作りにおおいに役立つ入門書である。(Amazonなどで販売中)

 

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