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疲労や不調の改善に 足のアーチを鍛えるフットケア

2021.11.24

信号待ちでの休みの姿勢、 電車で足を組んで座るなど、 普段の何勢が疲労や不調の原因になっているという。

「筋肉や骨格が歪むと血液の 流れが悪くなり、肩こりや頭痛などの症状や、足がむくみ疲れやすくなりま す。また、倦怠感や、やる気が出ないなどの慢性疲労につながることも」 と足管理ナースの梅本さん。

足裏にある3つのアーチを整えると血液循環やホルモンのバランスが良くなり、不調の改善につながるそう。

そこで、家事や仕事中でもできる簡単なフットケアを教えてもらった。

 

●取材協力● 足管理ナース 梅本美紀さん 看護師として働く傍ら、足から体を整える「足管理健康法」を学び、冷え性などが改善。2019年より「足管理健康療法士」として足ツボなどの施術のほか、北摂を中心にセミナーを開催。正しい歩き方や不調を治すセルフケアの方法を伝えている。

 

<4点立位>

両足の母指球、足首、膝、太ももをくっつけるように足に力を入れて立つ。お尻が締まるのを感じられるとうまくできている。電車に乗っている時、待ち時間などに。

 

 

<片足立ち>

片方のひざを90度曲げて、片足立ちの状態に。1回で3~20秒が目安。家事や立ち仕事など、“ながら運動”に

 

<アーチをつくるトレーニング・ヒールアップ>

つま先をつけて、かかとをトントンと上下させる。5本の足指の付け根からしっかり曲げてかかとを上げアキレス腱をしっかり縮めると効果的。目安は100回程度。足指を動かす事で冷え性や肩こりの改善、アキレス腱がほぐれることでダイエットにもなります。

 

<アーチをつくるトレーニング・トゥアップ>

かかとをつけたままで、足の甲を上げ下げする。目安は100回程度。ふくらはぎの筋肉を動かすので浮腫軽減、坐骨神経痛や腰が弱い人にも効果が期待できる。土踏まずを鍛えるので消化器系が弱い人にもおすすめとのこと。

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