4月26日開業「神戸三宮阪急ビル」現地リポート!
2021.05.08
4月26日、ついに待望の神戸三宮阪急ビルがオープンしました! ですが、兵庫県は緊急事態宣言真っただ中…どうなっているのか気になっていたところ、近くに行く用事があったのでまたも偵察に行ってきました。
前回は開業前の1月末、工事中の様子をリポート&コンセプトなどご紹介!
完成した場所を歩き回ると、前回のリポートでは勘違いしていたところもいくつかあったようです。ということで、ニューオープンのお店などとあわせて、再度ご報告いたします!
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東側の入口上にある看板
サンキタ通りに面したビル北側から入ると、ブラウンの色合いがシックな広場で人々が行き交います。
ビル北側入口入ってすぐの空間
奥へ進むと、正面にプチプラコスメなどがある「カラーフィールド」やドラッグストア「アメリカンファーマシー」、地下へと続くエスカレーターはスーパーマーケット「阪急オアシス」。石造りのような壁に半円の窓に暖色系のライトなので、まるで高級ホテルのよう。同じチェーン店でもよそとは全く違って見えますね。
AMERICAN PHARMACY(アメリカン・ファーマシー)
ビル東側入口から撮影。正面は2階改札へと続く階段
2階の阪急電車の切符売り場の奥は、野村證券に阪急交通、そしてホテル「レムプラス」入口があります。
たぶん右側エスカレーターを上がるとホテル。神戸在住だけど泊まってみたい…
お待ちかねの飲食店は駅高架。階段を下りて外側へ回ります。
サンキタ通り商店街のお店もぽつぽつ開いていました。店の入れ替わりが多い中、「にしむら珈琲店」を見るとほっとします
1月末に来た際は道路が封鎖されていて、人もほぼ歩いていませんでしたが、すっかり生まれ変わったこちらは「サンキタ通り」。写真左手が高架で、右手が以前からある「サンキタ通り商店街」のアーケードです。工事前のことはうろ覚えですが、駅側の歩道が広くなったような気がします。
まずはこの高架北側「山側ゾーン」をチェックいたしましょう!(ここで神戸トリビア。神戸は駅などを境に北を「山側」、南を「海側」と言ったりします)
予想はしていましたが、開業日前日に発令された緊急事態宣言のため、ほとんどの店は休業中でした。
ほとんど休業中…
リニューアル前もあったゲームセンターは地下へ移動。こちらも休業中
シャッターが閉まっている店が多い中、オープンに向けて色々搬入して準備している店、スタッフの研修中と思われる店などもありましたが、開いている店も発見!
TOOHT TOOHT ON THE CORNER(トゥース・トゥース・オン・ザ・コーナー)
開いている店は、ほぼテイクアウトのみでした。「トゥーストゥース」は神戸を代表するカフェで、三宮やら居留地の系列店はいつも行列ができる大人気店。新業態となるこちらも、さすがオシャレな雰囲気が漂います。「オールデイに楽しめるデリカフェ&ワインビストロ」だなんてもう…めちゃくちゃ行きたい! イートインできるようになったら、おいしいワイン片手にデリをいただきましょう!
CACAO SAMPAKA KOBE(カカオ・サンパカ・コウベ)
神戸初出店のスペイン王室御用達ブランド「カカオ・サンパカ」。チョコレート専門店かと思ったら、カカオを使った料理もいただけるとか。カウンターには品格漂うチョコスイーツが並び、壁にはワインがぎっしり。うーん、素敵!
阪急神戸三宮駅西口を降りた広場にある「KOBE new WORLD(コウベ・ニュー・ワールド)
駅西口を降りてすぐの広場は、待ち合わせスポット。そこのかつてマクドナルドだった場所には「コウベ ニューワールド」。チラシをもらった際、店員さんが「1階がテイクアウトで2階がイートインです」とおっしゃっていました。オシャレなカフェのようですが、お手頃価格のがっつりメニューもあり、気軽に立ち寄れそうな雰囲気です。
関連記事:豚まん「三宮一貫樓」テイクアウト専門店が神戸駅に
そして周囲がやや寂しい雰囲気にも関わらず、早くも人気だったのがこちら!
台湾カステラ 澎澎 (ポンポン)。外観がかわいい
ネオンの雰囲気がアジアの屋台っぽい台湾カステラ「ポンポン」。テイクアウト専門店で、駅西改札出てすぐのところにあるのも買いやすくていい感じ。皆さんが思わず足を止める気持ち、よーく分かります。
うわっ、おいしそう!
ただし、焼き上がり時間があるようなので、いいタイミングで来る必要があるかもしれません。最初通りかかった時は、焼けるまで時間がかかりそうだったので諦め、帰りに立ち寄ったら行列ができていたので再び諦めました。いつか必ずや買いに来ます!
高架を横断する通路から南側へ。
魚介のお店の壁画や光の具合が水族館のような通路
見よ、この昭和感。
海側ゾーンは昭和の雰囲気漂う飲み屋街に面しています。西から撮影
写真左手が新たにできた高架の「海側ゾーン」、右手が昔から残る居酒屋街。海側ゾーンの店はおそらく全てお酒を出す店なので、そろって休業中でした。これは絶対おいしいでしょ!という店がたくさん。コロナが明けて、仕事帰りのサラリーマンやOLで賑わう様子が目に浮かびます。その時を楽しみに、乞うご期待!
軒並み休業中の海側ゾーン。向かいで開いてた中華料理店がおいしそうでした。東から撮影
最後に「サンキタアモーレ広場」、通称「パイ山」の工事現場をのぞいてみました。
あら? まだできてない
同時オープンと思っていたら、まだだったんですね。ほぼ更地でした。真ん中にある銅像は、昔からあるんでしょうね(学生時代からおなじみの場所ですが、覚えていません…)。
いかがでしたでしょうか。今回、ご紹介したのはほんの一部。そして何より、いまだ目玉の飲食店はほぼ休業中であるため、全面オープンはもう少し先。それでも、閉まっている店や案内板などを見ながら、一緒に来た人と楽しそうにおしゃべりしている人などもいて、みなさん興味津々なのが伝わってきました。
この三宮の駅前でこんなにも人が閑散としているなんて、きっと本当に今だけ。全ての店が無事オープンしたら、たくさんの人でにぎわうことでしょう。
久しぶりに阪急三宮駅を利用したら、ホームがキレイになっていました
関連記事:オープン間近「神戸三宮阪急ビル」を見に行ってきました!
<おまけ>
阪急の情報紙の特集は「街中華」。ってうちでも冬にやりました。中華おいしいもんね
ということで関連記事「 通いたくなる 町中華 」北摂にもぜひお越しください。
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