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その他
奈良時代の日本語は、固有の文字を持ちません。書き留めることが求められると、漢字だけを使って記す文化が育まれました。いわゆる万葉仮名(まんようがな)が、その代表です。『万葉集』巻七には「摂津にして作る」と題した中に、次のような歌が記されています。五七五七七で読むことを考えると、どこで区切ったらよいものか・・・。初句を「命」だけで捉えてみると、「いのち」に二文字を読み添えます。「命幸」と二文字で読ん…