CULTUREコラムVOL.29 梅花から「令和」を込めて
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春の愁い3月にもなれば春も暖かさを増し、草木の芽が伸び、花が色づきます。鳥も元気に鳴き始めます。奈良時代の春は、琴や酒で楽しむ季節とされるのが一般的でした。ところが、『万葉集』を編んだ大伴家持は、天平勝宝五年(753)に「春の(うららかな)野に霞がたなびいているというのに(何というわけでもなく)もの悲しい、夕暮れのほのかな影の中にうぐいすが鳴いて(いっそう切なさを誘う)」春の野に霞たなびき…